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ずっと一緒に

乳がん発覚

2005年クリスマス、ダンナから言われて初めて気付いた右胸のしこり。
それまでまったく気付かなかったのに、はっきりとしたしこりがありました。
サーッと血の気が下がりながらも、ダンナに明日すぐ病院に行くようにと
言われた時、「仕事があるし。。。」としぶった私。
でも、「そんなもん休め!!一緒に行くから!」との言葉にしぶしぶ承知して
翌日朝から総合病院の外科に行きました。

オッパイが外科なのはわかっていて、最初は近くの個人病院を考えましたが
もうすでに悪い予感がしていたため、そこから大きな病院にまわされると
二度手間だと思い、以前に婦人科で入院したことのある総合病院へ。

触診・マンモ・エコーを終え、できたフィルムにははっきりとしたしこりが写っており
細胞診をする前に、形状からしてまず悪性に間違いないでしょうと言われました。
すぐに肺と肝臓の転移を調べるため、レントゲンとエコーをして
とりあえず転移は無いとのことでしたが、その時点では
私もダンナも乳がんに対する知識などなく、呆然としたまま
「早く見つけてよかったね」という先生に、「今すぐ命にはかかわりませんよね」
ぐらいしか、たずねることもできませんでした。
そして針生検で細胞を取り、その日の検査は終了。結果は年明けとなり
そのまま二人で手を繋いで、私の実家まで歩き、両親にも伝えました

今までいろいろ大変な事を経験しているため、私の前で取り乱す事は
ありませんでしたが、両親の心労も大変なものだったろうと思います。

その日の食事は味もよくわからず、ダンナはその夜ひどく吐いて体調を崩しました
時折、私に見えないように泣くのを堪えている姿が印象的でした


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